その他
小児婦人科医療
小児婦人科医療について
小児期から青年期へと成長する時期は、心身両面で様々な変化が起こります。特に、思春期は大きな転換期です。身体的な二次性徴や、心理的な自我の目覚め、アイデンティティの確立など、複雑な発達課題に直面する時期なのです。
当院では、小児期の体の悩み、性に関すること、性感染症、避妊・緊急避妊などの相談を受け付けております。婦人科はやや敷居が高いかとは思いますが、どうぞお気軽に、相談してください。
このような症状はご相談ください
- 経血量が多い
- 月経痛があって不安だ
- 貧血と指摘されたことがある
- 月経不順がある
など
思春期によく見られる病気・症状
思春期によく見られる病気や症状としては、月経困難症、月経前症候群などがあります。
月経困難症は、月経血を外に押し出そうとして子宮が強く収縮することによって生じる下腹部痛や腰痛です。思春期の女性の子宮は未熟なので、月経血が排出されにくく、月経痛が強くなることがよくあります。また、月経前症候群は、月経前に体の変調が起こります。月経時期の数日~2週間前ごろから始まり、月経が始まると解消します。症状の種類や程度は人それぞれ異なりますが、日常生活に支障が出るようなときは治療をお勧めします。